ハゲてる!?猫のハゲやかさぶたは皮膚病かもしれません

2021年8月15日

愛猫が痒そうに皮膚を掻きむしっているのでよく見たらかさぶたが出来ていた!
そのかさぶたやハゲは喧嘩や、じゃれあった末に出来た外傷によるものかもしれませんが
皮膚病が原因の場合は皮膚に炎症がおきているのかもしれません

Contents

原因によってかかりやすい猫種

名称原因かかりやすい猫種
過敏性皮膚炎ハウスダストなど環境中のアレルゲンアビシニアン、デボンレックス、ペルシャ
皮膚糸状菌真菌(カビ)免疫力の弱った子猫や高齢猫、長毛種
寄生虫ツメダニ・耳ダニ感染1歳未満の子猫

皮膚病の症状

毛が抜ける

真菌に感染すると、感染した部位が円形に抜けます
換毛期などの毛の抜け方と違って、一部だけ皮膚が露出するほど抜けていて
発生しやすい箇所は、顔周りや足、尻尾です

かさぶたが出来る

原因の判っている外傷によるもの以外で、かさぶたがジュクジュクしていたり
通常(赤や茶色)とは違う黄色などの異常な色をしています
また、かさぶたが出来ている部位が広がったりしている場合もあります

毛が脂っぽい

皮脂の分泌異常を引き起こす皮膚病で

  • 脂漏症(マラセチア皮膚炎)フケを伴う事もあります
  • アトピー性皮膚炎
  • 尾腺炎
  • 甲状腺機能低下症
    などがあります

かゆがる

足で掻くだけではなく、内股やお腹を舐めている場合も、痒がっているサインで
皮膚炎全般に出る症状です
またストレスが多くなっても毛が抜けるほどグルーミングをしてしまう事があって
ちょっと見ただけでは、その姿は痒がっているようにも見えます
(このケースでは皮膚病かストレスかの判断は難しいようです)

発疹が出る

ノミアレルギーによる発症例が多く、主に背中や頭部(耳介や鼻)頸部に粟粒状の小さなブツブツが
多数みられるので、粟粒性皮膚炎と言われています
痒みを強く伴うので、猫自らが舐めたり掻いたりして、脱毛や出血、皮膚のただれなどが
起きる場合もあります

異常なフケ

普通、猫の皮膚は3週間で新しいものに生まれ変わり、古い角質はフケになって剥がれます
これは、代謝が正常に行われている証なので、少量であれば問題ありません
しかし、全身に過剰なフケが出ている場合は、皮膚病を疑い、痒がっていないか確認してください

原因

皮膚炎発症の原因は、アレルギーによるもの(アトピーや食物アレルギー)
自己免疫疾患、細菌感染、真菌(カビ)感染、寄生虫(ノミ・ダニ)感染があげられます
ストレスを感じやすい猫は、気持ちを落ち着かせるために、過剰にグルーミングをして
皮膚炎を発症してしまう場合もありますので、環境の変化なども気にしてあげてください

私が大人になってから初めて飼った猫「こてつ」はストレスでお腹の毛を
舐めとってしまい、最後には皮膚に穴が開くほどでした

アレルゲンとしてあげられるのは、花粉や金属、ハウスダストなど多岐にわたりますし
また、複数のものに反応する場合もあり、特定する事は困難です
ですから、原因となるアレルゲンは極力排除するよう、努力してください


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  • セラミド…バリア機能を高め、潤いを保つ
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